第1回I氏杯 Round 1 坂井 秀兆 VS 千葉 晶生
2009年12月27日コメント (1)R1 坂井 秀兆 VS 千葉 晶生
第1回I氏杯の初陣を飾るにふさわしいマッチアップということで
この2人のフューチャーマッチをお届けしよう。
今年度世界選手権に出場し、日本語公式サイトにおいても
その鮮やかな戦いぶりが掲載された坂井 秀兆。
対するは、日本選手権に北海道代表として参加した千葉 晶生。
一部で熱狂的な(?)人気を誇る2人が初戦から当たることになった。
坂井はジャンド、
千葉は前環境にも存在したエンドレスエイト(《時の篩/Time Sieve》デッキ)
である。
Game 1
先手は千葉。お互いマリガン無くゲームが始まる。
千葉も坂井もそれぞれ
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》を置く静かな立ち上がり。
千葉は土地セットから《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》を、
坂井はまたしても《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》を置くのみ。
3T目に千葉は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》をプレイ、お互いにドローを選択。
返しに坂井は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》でエンド。
4T目に《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》をセットし着々と
コンボに向けて準備をする千葉。
対して坂井は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》で
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》にアタック。
更に《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》《稲妻/Lightning Bolt(M10)》を連続で叩き込み
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》を墓地に落とす。
千葉の墓地には《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》×2が送られる。
そして5T目千葉はランドセットから《時間のねじれ/Time Warp(M10)》。
追加ターンにも
《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》セット→《時間のねじれ/Time Warp(M10)》
更なるターンに《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》
《時の篩/Time Sieve(ARB)》を出し《時の篩/Time Sieve(ARB)》を起動。
更に次のターン、次の次のターンと《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》を連発する。
何もできない坂井はじっと盤面と墓地を繰り返し見る。
《万華石/Kaleidostone(CON)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》
《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》を追加し、
《時の篩/Time Sieve(ARB)》で追加ターンを得て、《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》。
更に《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が出てきてしまっては坂井も投了するしかなかった。
坂井 0-1 千葉
Game 2
今度は坂井が先手、後手の千葉はマリガンスタート。
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》×2スタートの坂井に対して、
《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》と
絶好の立ち上がりの千葉。
3T目に置いたランドも《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》と
動けない坂井に対して、
千葉は《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》で
相手にプレッシャーをかける。
坂井は《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》を破壊するも、
千葉は返しに《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》。
しかし、坂井はその《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》も
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で破壊。
相手のアーティファクトにより手札が増えすぎた坂井は
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》をディスカード。
千葉は《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》を置いてターンエンド。
坂井は小考の後、《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》をキャストし
《森/Forest(ZEN)》を手札に加える。
「いや~、ちゃんとシャッフルしないとゲームロス喰らうからね~」と笑いながら
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》をキャスト。
千葉も「そうだね、シャッフルは大切だね」と苦笑で応じる。
土地を置いてターンを返した千葉に対し、坂井は2体でアタック。
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》はブロックされるが千葉のライフが18に減る。
更に《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を追加、攻撃の手を緩めない。
千葉は《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》をセットし、
《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》。
墓地から《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》が戻ってくる。
次のターン、坂井は構わずフルアタック。
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》以外が通って千葉のライフは18→8に。
《精神腐敗/Mind Rot(M10)》で千葉の手札も攻める坂井。
千葉は《時の篩/Time Sieve(ARB)》《睡眠/Sleep(M10)》を捨てる。
追い詰められた千葉だったが、《万華石/Kaleidostone(CON)》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》とキャストし、
《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》でアタック。
坂井のライフが18に。
そこから《時の篩/Time Sieve(ARB)》を起動し追加ターンへ。
《万華石/Kaleidostone(CON)》を2枚追加し、
《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》もキャストし
《時の篩/Time Sieve(ARB)》でまたまた追加ターン。
《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》2枚と
《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry(ARB)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》を追加し、
即生贄に捧げる千葉。
ついに《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》でずっと俺のターン・・・
かと思われたがスタックで突き刺さる坂井の《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》!!
千葉「あ・・・れ、それは負けたな・・・」
坂井 1-1 千葉
Game 3
シャッフルしながら坂井が一言
「お前のデッキダルいんだけど・・・IDしない?」
「ん?まぁ、いいっちゃいいけど。」
まさかの両者引き分けスタート。
第1回I氏杯の初陣を飾るにふさわしいマッチアップということで
この2人のフューチャーマッチをお届けしよう。
今年度世界選手権に出場し、日本語公式サイトにおいても
その鮮やかな戦いぶりが掲載された坂井 秀兆。
対するは、日本選手権に北海道代表として参加した千葉 晶生。
一部で熱狂的な(?)人気を誇る2人が初戦から当たることになった。
坂井はジャンド、
千葉は前環境にも存在したエンドレスエイト(《時の篩/Time Sieve》デッキ)
である。
Game 1
先手は千葉。お互いマリガン無くゲームが始まる。
千葉も坂井もそれぞれ
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》を置く静かな立ち上がり。
千葉は土地セットから《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》を、
坂井はまたしても《根縛りの岩山/Rootbound Crag(M10)》を置くのみ。
3T目に千葉は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》をプレイ、お互いにドローを選択。
返しに坂井は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》でエンド。
4T目に《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》をセットし着々と
コンボに向けて準備をする千葉。
対して坂井は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》で
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》にアタック。
更に《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》《稲妻/Lightning Bolt(M10)》を連続で叩き込み
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》を墓地に落とす。
千葉の墓地には《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》×2が送られる。
そして5T目千葉はランドセットから《時間のねじれ/Time Warp(M10)》。
追加ターンにも
《原霧の境界石/Fieldmist Borderpost(ARB)》セット→《時間のねじれ/Time Warp(M10)》
更なるターンに《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》
《時の篩/Time Sieve(ARB)》を出し《時の篩/Time Sieve(ARB)》を起動。
更に次のターン、次の次のターンと《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》を連発する。
何もできない坂井はじっと盤面と墓地を繰り返し見る。
《万華石/Kaleidostone(CON)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》
《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》を追加し、
《時の篩/Time Sieve(ARB)》で追加ターンを得て、《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》。
更に《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker(ALA)》が出てきてしまっては坂井も投了するしかなかった。
坂井 0-1 千葉
Game 2
今度は坂井が先手、後手の千葉はマリガンスタート。
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》×2スタートの坂井に対して、
《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》と
絶好の立ち上がりの千葉。
3T目に置いたランドも《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》と
動けない坂井に対して、
千葉は《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》で
相手にプレッシャーをかける。
坂井は《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》を破壊するも、
千葉は返しに《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》。
しかし、坂井はその《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》も
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》で破壊。
相手のアーティファクトにより手札が増えすぎた坂井は
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》をディスカード。
千葉は《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》を置いてターンエンド。
坂井は小考の後、《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》をキャストし
《森/Forest(ZEN)》を手札に加える。
「いや~、ちゃんとシャッフルしないとゲームロス喰らうからね~」と笑いながら
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》をキャスト。
千葉も「そうだね、シャッフルは大切だね」と苦笑で応じる。
土地を置いてターンを返した千葉に対し、坂井は2体でアタック。
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》はブロックされるが千葉のライフが18に減る。
更に《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を追加、攻撃の手を緩めない。
千葉は《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》をセットし、
《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》。
墓地から《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》《神話の水盤/Font of Mythos(CON)》が戻ってくる。
次のターン、坂井は構わずフルアタック。
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》以外が通って千葉のライフは18→8に。
《精神腐敗/Mind Rot(M10)》で千葉の手札も攻める坂井。
千葉は《時の篩/Time Sieve(ARB)》《睡眠/Sleep(M10)》を捨てる。
追い詰められた千葉だったが、《万華石/Kaleidostone(CON)》
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M10)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》とキャストし、
《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》でアタック。
坂井のライフが18に。
そこから《時の篩/Time Sieve(ARB)》を起動し追加ターンへ。
《万華石/Kaleidostone(CON)》を2枚追加し、
《ヴィダルケンの異国者/Vedalken Outlander(CON)》もキャストし
《時の篩/Time Sieve(ARB)》でまたまた追加ターン。
《霧脈の境界石/Mistvein Borderpost(ARB)》2枚と
《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry(ARB)》《時の篩/Time Sieve(ARB)》を追加し、
即生贄に捧げる千葉。
ついに《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》でずっと俺のターン・・・
かと思われたがスタックで突き刺さる坂井の《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》!!
千葉「あ・・・れ、それは負けたな・・・」
坂井 1-1 千葉
Game 3
シャッフルしながら坂井が一言
「お前のデッキダルいんだけど・・・IDしない?」
「ん?まぁ、いいっちゃいいけど。」
まさかの両者引き分けスタート。
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